君が好きと言葉にした

 
 

心をひゅんっと奪っていった子犬のようなようなひと*1
 
さくまくんを気になりはじめたとき、わたしは彼を、とびきりかわいいかわいいあだ名で呼んでいた。さっくん。響きも文字もかわいい。さっくんさっくん、っていっぱい呼びたくなる。

さっくんのことを知ったのは宮田くんを好きになってすぐのことだった(と思う)。*2 宮田くんの仲良しのアニオタのジュニアの子。そんな印象。キフシャムの話をクリエでしたのにみんなが興味示してなかったなんてさみしいかわいい話を覚えている。宮田くんのキスログにもちょこちょこさっくんとあべさくが登場したこととか、当時ツイッターでフォローしていた方がさっくんに降りたことでさっくんの存在を強く意識するようになった。ドリボやえび座でチラチラと目で追いかけるようになって、確実に気になるあの子、だったさっくん

そんな中、ジャニカジのSnowManを見て、わたしはジャニカジのさっくんがどツボで(集合写真のわんこみたいなさっくんがほんっとにかわいくてかっこいいのと、ソロ写真ももちろんすき)本当にかわいいかっこいい!って思ったことが今思えばさっくんへの好きが加速する大きなきっかけのひとつだったと思う。 
 
トニトニでは当時の担当(とつかくん)がステージにいないときはもうさっくんをしっかりと追いかけていた。担当が出てくると、気にしながらチラチラ。
そしてこのころから、世界がもうわたしをさくま担にさせようと企んでいるんじゃないかって言うくらいに、さくまくんを好きになるきっかけが溢れていた。さっくんかわいいと言葉にすることもぐんと増えて、改めてちゃんずーとか見返したり、滝ちゃんに登録したり。スマシプで中居くんにダンスを教えるさっくんがめちゃくちゃかっこよかったし、完全に転げ落ちていた。トニトニだ〜と思って偶然録画したまいジャニではひょっこりさっくんが登場するし(この映像がわたしは好きで好きでしょうがなくって、喋り方も笑い方も全部全部ツボ。すのーまんのさくまだいすけですっ、の言い方がほんっとに好きで、笑顔がちょうかわいいし目まんまるくして驚いてるのもかわいい、あともうかっこいいとにかく)。
 
そして、桜の季節。滝沢歌舞伎の季節。電話かけちゃおうかな、くらいのノリだった。さっくんのことだけを見に行くのに少しの躊躇いがあったのかもしれない。一般の電話をかけたのはお昼過ぎだったけれど、発券して結構ないいお席だったことに驚きながら、まだ暫く先の春の日を、わたしは心から楽しみにしていた。いつかのさっくんがやばい!と騒がれてるのもすごくすごく楽しみのひとつだったし、はやくこの目でみたいなあと、東京に戻ってくるのを待ちながら毎日博多のレポを眺めて。ときたま流れてきた、さっくんのかわいいかわいい話とか平和なあべさくとか、全部かわいかったなあ〜。*3

ずっと先だと思っていたのに、その日はあっという間にやってきた。
幕が上がると同時にひゅっと飛び込んできた彼をわたしはすごく覚えている。大人数が並ぶステージで、わたしの目に迷いなく飛び込んできたのはさっくんだった。本当にひゅっ、と。ふわっと、高く。

頭がクラクラとした。衝撃が走るってこういうことなんだ、とわたしは本当に頭が一瞬真っ白になって、そこからずうっとずうっと夢中だった。迷いがない世界。目に映る人は最初から最後までただひとり。 はじめてさっくんだけを目で追いかけた滝沢歌舞伎。わんこのように頭をぶんぶんと振る姿も、綺麗な横顔も、花びらと共に舞う芸術的な美しさも、エロいという言葉だけでは表しきれないダンスも投げチューも、全部全部覚えてる。十兵衛さまの美しさも、声も、表情も、呼吸で震える肩の揺れも、このひとのお芝居が心から好きだなあって思ったことも。
 
あまりにも優しい表情をみたときに、わたしの世界はきっともう完全に、柔らかなぴんく色に染まっていた。
 
わたしはwith loveのさくまくんに一目惚れをした。心を掴まれたというより一目惚れの方がしっくりくる、そういう感情。初めてみたwith loveのさくまくんを昨日のことのように覚えていて、ライトに照らされた瞬間の美しさも、ふわっとした腕の上げ方も、綺麗に揃った指先も、麗しいという言葉がぴったりの姿も全部覚えている。あんなにもエロく踊り、ふわふわと笑い、ころころと変わるいろいろな姿にぜえぜえとしていたのに、もう勘弁して!と言ってしまいたいくらいなのに、最後の最後で、完全に撃ち抜かれてしまった。
with loveのさくまくんは優しさに包まれたとびきり柔らかい表情をしていた。こんなにも優しい表情をする人が いるんだ、と思った。 愛おしさがふわふわとしていた。青い光と、ひらひらと舞う桜の花びら。白い肌と、濡れてかきあげられた前髪。手話の、指が本当に美しくて、きっとさくまくんは本当に指先まで意識しているのだな〜と思う。だって、指先が綺麗だなんて、今まで一度も、そんなこと思ったことなかったから。指が美しいのは生まれつきのこと、そして指フェチとかの人ならば注目するけど、指に注目したことなんてなかったのに、指先が輝いて目に入るから。ああ、with loveのさくまくんが本当に本当に本当に好きだ。
with loveは踊り…というわけでも歌っているけれどさくまくんがメインで歌ってるわけでもないからどういう言葉で表したらいいのかなあって思っているのだけど、with loveはきっとわたしの心の中で書き換えられることのない特別な曲。いちばん好き、という言葉では簡単に説明できないくらい。
 
春は嫌い。だけど、君と出会ってから、わたしの春はいつでも幸せで満たされている。
2014年、春。わたしのとても大切な春。春が来るたびにきっと思い出すだろうとおもうし、思い出しては、ひっそりと恋しく思って、大切に大切にまたしまっておくんだろうな、優しく柔らかなぴんく色。
 
やっぱり言葉にすることって難しい。今だからこそこんなに書けるけど、このとき、こんなにももうさくまくんに染まっていても、さくまくんを担当だと言葉にしなかった。 わたしはとつかくんのことも、すごくすごく好きだったから、今までの好きが、とつかくんへの言葉が嘘になるんじゃないかって不安だったし怖かった。えび座の再演。わたしは2人を追いかけたくて、どっちをみたらいいのか分からない、と言いつつ、もうひとりだけを追いかけていたことに気づいていた。気づいていたけど、自分に確信させまいと無理やり2人を追いかけているようにしていた。けど、やっぱり自分に嘘はつけない。素直になろう、自分的最後だったえび座観劇の日の夜。心で決めたのは26日だけれど、ちゃんと言葉にしたのは日付が変わってしまって、5月27日。推しから担当へと、変わった日。わたしの、さくま担になるまでのおはなしでした。
 
ここで、ようやくひと段落。

すごくすごく長くなってしまった。でも2014年の歌舞伎を久しぶりに再生していたら、ふと書きたくなったから、ちまちまと書いてみました。ちょっとずつ手直しを加えるかもしれない。けれど。さくまくんを好きになったきっかけを聞かれた時にいつも困っていたから、一度ちゃんと書いてみたいと思っていたので、書けてよかった。わたしはさくまくんをもっと前から見たかった〜と思うことはあるけど、きっとこのタイミングで、偶然の連続が重なり合って、好きになる運命だったのだと思っています。運命とか奇跡とか、簡単に言葉にできないような言葉も、さくまくんには使ってしまう。  さくまくんだからだろうな。  歌舞伎のこともギュギュッと詰めて、すごくごちゃごちゃしちゃった。さっくんとさくまくんの使い分けは、自分の中での気持ちの変化。もうさっくんとは呼べないから、文字にするのも新鮮です。さっくんというあだ名、ほんとうにすき。

これを書きながらwith loveを再生しています。with loveのさくまくんに会いたいなあ。

 

歌舞伎、いつかは卒業しなければいけないのだろうけど、きっとファンより本人たちも思っているのだと思うけど。 わたしは正直なところ、桜の季節が似合う、穏やかな春に変えてくれる春のさくまくんが好きで好きでたまらないから、複雑な気持ち。ああ、でも来年も喜劇なのかなあ、悲劇に戻してほしいなあと思いつつ。十兵衛さまみたいな役またやってほしいよ……。

 

*1:わたしが当時書いてたはてなにはじめてさくまくんのことを書いた一文

*2:宮田くんを好きになった瞬間は曖昧。そしてtwinkleからとつかくんがはじまっている

*3:梅がない事件はしばらく引きずった